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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2021.09.29

2021年9月29日-尾瀬沼ビジターセンターより(秋の彩りを楽しむ-沼山峠・大江湿原の様子-)

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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気:曇り時々晴れ
■気温:13.1℃(9時)18.0℃(昨日の最高気温)6.3℃(今日の最低気温)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
今日の大江湿原では変わった雲が見られました。

【大江湿原に広がる「さば雲」】

今回の雲は「さば雲」。
鯖の背の模様のように波状になった雲を指すそうです。

「今晩の夕飯は何にしようかな~」とも考えたりしていたので
良いアドバイスをもらえました。

ふとした時に秋の空を見上げてみると心がすっとしたり、
何か良いアイディアが浮かぶかもしれません。

秋は台風や移動性低気圧が多く近づく時期であり、
「さば雲、いわし雲、うろこ雲、ひつじ雲」は代表的な雲として知られています。

高度5000~1万5000キロ程度にできる「巻積雲(けんせきうん)」の
俗称と言われており、秋は上空の見通しがよく、これらの雲がより見やすくなるそうです。

さて、昨日は大江湿原から沼山峠登山口までの
巡回を行ってきました。

台風が近づいているものの天候は快晴。
美しい草紅葉と林内の紅葉のはじまりを楽しみながら
いつもよりゆっくりと歩きました。

【大江湿原の様子-燧ヶ岳を望む-】

木々の紅葉は例年の比べるとやや遅れ気味のようにも見えますが、
草紅葉はちょうど良い頃合いではないかと思います。

その中でひっそりと咲いているエゾリンドウの
深みのある青やレンゲツツジの鮮やかな赤、
山吹色のヤマドリゼンマイなどもより美しく見えました。

【真っ赤なレンゲツツジの葉】

【渋い山吹色のヤマドリゼンマイ】

大江湿原から沼山峠登山口へと向かう道のりも
一見、オオシラビソが主に占める暗い針葉樹林に思われがちですが、
歩いてみるとここでも様々な木々の紅葉やその実を楽しめます。

【たわわに実るナナカマドの実】

その中でも特にナナカマドの真っ赤な実が
目立っていました。
今年は豊作だったのかもしれません・・・。

また、食欲の秋でもありますので
小さな小動物達が木の実や昆虫などを目的に
活発に動き始めるからか、それにつられて大きなものも
動き出しているようです。

立派な望遠機能のあるカメラだったら・・・と
少し悔しい思いをしましたが、
梢の上にとまる猛禽類の仲間が見えました。

【オオシラビソの梢にとまる猛禽類】

おそらく、ノスリの仲間かな?と首をかしげて
目をこらしているうちに、あっという間に飛び去ってしまいました。

「鳥の声や姿を楽しみたい」、
「静かな秋の湿原を楽しみたい」という方もおりますが、
見通しの良い場所や時間帯であっても安全のためにと
熊鈴をずっと鳴らしている方もおります。

そのため、「熊鈴がうるさくて楽しめない」とか
「鳥が逃げてしまった」と苦情を言われてしまいましたと
いう話をお聞きすることがあります。

熊鈴は熊に出会わないために
人がいると言うことを事前に知らせるためのもの。
特に見通しの悪い時間帯や場所で活用するなど
うまく状況を判断しながら活用しましょう。

詳しい「ツキノワグマ対策」はこちらをご覧下さい。
☞ ◎ツキノワグマについて(尾瀬保護財団HPより)

今回の巡回で様々な秋ならではの彩りや風景を楽しむことができました。
ブログには紹介しきれなかったものも多くありますので、
ぜひ、こちらの「2021年9月28日大江湿原」の尾瀬情報もご覧下さい。

☞ ◎尾瀬情報 2021年9月28日大江湿原(川上)

なお、日暮れがやや早くなってきておりますので、
時間と体力に余裕を持って安全な登山を心がけ下さい。
朝夕の冷え込みも厳しくなっております。
防寒着なども忘れずにお持ちください。

*体調に不安がある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えて下さい。
くれぐれも冷静な判断をお願いいたします。

尾瀬沼ビジターセンター

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