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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2020.06.02

(8月13日公開)2020年6月2日-尾瀬沼ビジターセンターより(荷上げ作業)

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 環境省尾瀬沼ビジターセンターは、檜枝岐村内施設の営業自粛を踏まえ、6月中は閉館しておりました。

 本ブログでは、自粛期間中の尾瀬の様子をさかのぼってご紹介させていただきます。

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■天気:曇り
■気温:13.6℃(9時) 18.2℃(昨日の最高気温) 12.5℃(今日の最低気温)

ブログをご覧の皆様こんにちは。
今朝から霧雨が降っていましたが、日が昇る頃には雨は上がり、綺麗な青空が見えました。
本日は尾瀬沼ビジターセンターで生活する私たち職員にとって大きな仕事があります。
ヘリコプターの力を借りて生活に必要な物資を上げる「上げ荷作業」を行います。

前日に麓のヘリコプターが来る現場(ヘリポート)に荷物を組み、
それらを尾瀬沼ビジターセンターへ運びます。

【大清水のヘリポートに置いてある上げ荷】

【上げ荷の受け取り作業-尾瀬沼ビジターセンター前にて-】

*この写真は尾瀬沼ビジターセンターの施設の中で撮影されたものです。
 ヘリの作業中は強風が吹きます。おもわぬ事故になりますので
 作業者以外の人は決して近づかないで下さい。

町の中では必要なものが必要なときに手に入るものですが、
尾瀬沼ビジターセンターのように山岳地帯の中にある施設に暮らしている
私たちはヘリの力を借りて必要な物資を運搬したり、時には自分たちの力で背負うなど運搬します。

【到着したヘリ荷の運搬作業】

みなさんも尾瀬を歩くためにある木道や休憩するベンチ、
山小屋で宿泊する際や休憩時にいただく食事などは
ヘリや歩荷さん、山小屋の従業員、工事関係者など多くの人の力によって
運ばれ大切に管理されています。

尾瀬を訪れた際はぜひ、その多くの人々への感謝も忘れず
大切にしていただき、楽しいひとときを過ごしていただければと思います。

どこでも生活をしていればゴミが出るものですが、
尾瀬の中で生活する私たちは細心の注意を払って生活しています。

【下げ荷-これから麓の処理場で処分される生活ゴミ-】

生活の中で出たゴミも厳重に管理し、各県の自治体の分別に
従って、ヘリでゴミを「下げ荷」として麓に下ろし、
処理場で処分します。

尾瀬国立公園内にはゴミ箱はありません。
自分が出したゴミは自分の家まで持ちかえる「ゴミ持ち帰り運動」を行っています。

どうか、いつまでも美しい尾瀬の自然を守るためにも
ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

詳しい尾瀬でのマナーや注意点などはこちらをご覧下さい。
◎ルール・マナーについて(公益財団法人尾瀬保護財団HP)

担当:川上

  • 尾瀬公式 Instagram
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