■ 天候：雨時々曇り
■ 気温：14.5℃【９時】16.7℃【昨日の最高気温】12.9℃【今日の最低気温】

台風１８号が温帯低気圧に変わりましたが、
朝からやや強い雨が降ったりやんだりしております。
雨水が集まり、木道に小さな川ができたりしているところもあります。

【今日の大江湿原－雨の中の草紅葉－】

【木道にできた小さな川】

温帯湿潤気候の日本にとって「雨」は「様々な命を育み支える恵みの雨」、
しかし「災害も起こす恐ろしい雨」でもあります。

雨と密接な関係を持つ日本人は、雨の細かな変化を敏感に感じ取り、
その降り方や四季など、その呼び名だけで約４００語以上あるという説もあるそうです。

今回のブログのサブタイトルにもなっている「白驟雨」。
雨脚白く降る「白雨」と雨粒が大きく強い雨「驟雨」を合わせた言葉で
断続的に烈しく降る秋の雨を言います。

その言葉にぴったりな天候で、
激しく降っていた雨の中からふと、青空が垣間見え
雨脚が急に弱まると、太陽の陽射しを浴びながら
「燧ヶ岳」が見えてきました。

【雨雲から顔を出した燧ヶ岳】

燧ヶ岳の山肌を彩る広葉樹も徐々に色を変えて
秋の装いになってきました。

少しずつ木々も色を変えてきましたが、
燧ヶ岳および尾瀬沼の紅葉の見頃はまだ先です。

各ルートの詳しい登山道の状況や紅葉などの情報は
ぜひ、こちらの「尾瀬情報」をご覧下さい。
↓
◎各登山道の情報が満載！！「尾瀬情報」(尾瀬保護財団HPより)

また明日から２日間、尾瀬沼ビジターセンターにて、
秋の特別企画「尾瀬沼周辺紅葉ウォーキング」を開催いたします。
詳しくはこちらをご覧下さい。
↓
◎尾瀬沼ビジターセンター　秋の特別企画「尾瀬沼周辺紅葉ウォーキング」

最近は日没が早くなり天気も変わりやすくなっております。
朝夕や夜間の冷え込みも厳しくなっておりますので、
防寒着や雨具はもちろん、しっかりとした登山装備を
揃えて、お越し下さい。

エゾリンドウの花も終わり始めましたが、
まだまだ紅葉など見どころ満載な「尾瀬の秋」
是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
皆様の「尾瀬」へのお越しをお待ちしております。

【花が終わり始めたエゾリンドウ】

【今日の大江湿原の様子－まだ紅葉の見頃は先－】

担当：川上