尾瀬保護財団

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2019年9月19日-尾瀬沼ビジターセンターより(見渡すと秋を感じる)

■天候:曇り
■気温:11.8℃【9時】17.6℃【昨日の最高気温】7.8℃【今日の最低気温】

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は昨日の三平下から大清水間の様子をお伝えします。

三平下から少し上がり右側をみると尾瀬沼と湿原が見えます。
【大江湿原と三本カラマツ】

三平峠を越えて十二曲がりのジグザグ道をおりている途中には他の木々より一足早く色づくヤマウルシを見つけました。
【ヤマウルシの紅葉】

大清水から一ノ瀬の間の砂利道では他にも赤くなっている葉が落ちていたり、実がなっていて発見の多い巡回でした。
【ハート形の葉】少し枯れて変形してさらにハート型らしくなっていたヤマブドウの葉。ヤマブドウはほかの木にツルで巻き付いていたり垂れ下がっています。実も見つけられました。

【キブシの実】キブシは葉や実に地域的な変異が多いそうです。不思議な形ですね。

大清水から一ノ瀬間の旧道を歩いていると、また木の実を見つけました。
【ミズナラのドングリ】ですが、よくみるとドングリの中身空っぽです。雑然とドングリや葉っぱが散らばっていたので、見上げると、
【クマ棚】

クマは木の上に登って枝を折りながらドングリを食べ、そのあとお尻の下に枝を敷いていくので、こういった枝の塊が木の上にできます。この周辺ではやっとドングリができ始めたところで、地面にあまり落ちていなかったので、こういったツキノワグマの痕跡を簡単に見つけることができました。
今年はツキノワグマの目撃情報が100件以上あり、これからの季節は餌となるミズナラやブナの林の周辺では特に注意が必要です。クマ鈴を使用して、ツキノワグマとの遭遇を避けましょう。皆さんも自然の小さな発見をしながら、秋の尾瀬を歩いてみませんか?
 
担当:大澤



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