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  • 今日の尾瀬
  • 2019.09.06

2019年9月6日-尾瀬沼ビジターセンターより(秋来ぬと・・・)

天候:晴れ
■ 気温:20.2℃【9時】23.9℃【昨日の最高気温】13.2℃【今日の最低気温】

ブログをご覧の皆さんこんにちは。
今日は久しぶりにすっきりと青空の広がる尾瀬沼周辺です。湿原を渡る風もいっそう涼しさを増し、何気ない点景にも秋の訪れを想う今日この頃です。

【大江湿原から望む】
カメラはタムラソウを狙いましたが、すっきりと浮かぶ燧ヶ岳の清々しさに思わずシャッターを押してしまいました。

【秋の音色】
風に揺れるツリガネニンジンのベルからは、どことなく秋の音色に聞こえませんか。

【休息の時】
この時期、湿原のあちこちで見かけるクモの巣ですが、獲物の収穫と巣の修復に忙しかった夏場をやり過ごし、しばし休息の時といったところでしょうか。

【秋の使者】
温暖な地域で見られるウラナミシジミですが、発生を繰り返しながら北上し秋には北日本や高原帯でも見られるようになります。こうして秋の使者は、はるばる尾瀬沼周辺にもやって来てくれました。

【帰り支度:アキアカネ】
以前、本ブログでも紹介したアキアカネですが、今では茜色も増していよいよ帰り支度の時期となったようです。

【秋来ぬと・・・】

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」
とは、平安前期の歌人、藤原敏行が立秋の日に詠んだ歌で「古今和歌集」に収められていますが、ふとした風の音から感じ取った秋の気配を繊細に歌っています。
立秋を過ぎても秋の気配はなかなか感じるとることはできませんでしたが、些細な風の流れや涼しさから尾瀬にも密かに秋が訪れて来ていたことに気づかされます。
木々の彩りと草紅葉。遠からず秋本番を迎える錦秋の尾瀬にもぜひおいでください。

【尾瀬沼ビジターセンタ-入館者3万5千人イベント】
昨日までの入館者は32435人です。
3万5千人達成に近づいてきました。
たくさんの方の来館をお待ちしてます。

担当:松田

  • 尾瀬公式 Instagram
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