尾瀬保護財団

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2019年6月25日-尾瀬沼ビジターセンターより(雷雨の一夜をあけて…)

■ 天気:曇り時々晴れ
■ 気温:14.2℃(9時) 15.9℃(昨日の最高気温) 7.6℃(今日の最低気温)

昨夜は恐ろしいほどに雷が鳴り響き豪雨が尾瀬沼へと降り注いでいましたが、
今日は嘘のように清々しい青空が見えました。

【大江湿原にて-雨上がりの景色-】

耳をそっと澄ませばいつもより大きく聞こえる沢の音、鳥たちのさえずり、
モリアオガエルの大合唱が聞こえます。

湿原や森の木々も一層青々として、
雨露に濡れた花々やその蕾も生き生きとしています。
また、葉の間に雨宿りしていたテントウムシも徐々に動き出します。

【ハクサンチドリの蕾】

【葉の裏側で雨宿りしていたテントウムシ】

時にはこの瞬間しか見られない光景もあります・・・。
雨露に濡れた「サンカヨウ」です。

【雨露に濡れて透き通るサンカヨウ―沼山峠大江湿原入口付近にて-】

花が濡れるとまるで天女の羽衣のように美しく透き通ります。
その姿から、尾瀬の中では密かな人気を集めています。

そして、いよいよ夏が訪れる尾瀬沼。

登山客の方からも多くの問い合わせがある
大江湿原の「ニッコウキスゲ」はまだまだ「蕾」です。
美しい群落が見られるのを今から楽しみにしております。

【ニッコウキスゲの蕾-大江湿原にて-】

その一方、ほわほわした白い穂が愛らしい「ワタスゲ」はというと・・・
少しずつ穂がひろがりはじめてますが、こちらも見頃はまだ先になりそうです。

【雨に濡れたワタスゲの穂】

また、尾瀬を訪れる際は以下のことにご注意ください。

1)雨に濡れた木道や岩道などは大変滑りやすくなっておりますのでご注意ください。
  *転倒による骨折など思わぬ事故が多発しております。
   しっかりとした登山靴などの装備を用意しましょう。

2)夏が近づくにつれて日が長くなってきておりますが、無理な行程をつくらず、
  その日の天候や自分の体力に見合った安全な登山を心掛けください。
  *遭難や同行者とはぐれてしまうなど思わぬトラブルが多発しております。
   事前にしっかりと連絡を取り合い、雨具や防寒着などの装備も
   しっかり整えましょう。
  

梅雨がひと段落した「尾瀬」。
長い雨が終わったその先にはどんな美しい景色が
広がっているのでしょうか。

皆様の尾瀬へのお越しをお待ちしております。

担当:川上



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