尾瀬保護財団

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2019年6月12日-尾瀬沼ビジターセンターより(シカの食害)

■天気:曇りのち晴れ
■気温:10.6℃(9時) 12.7℃(昨日の最高気温) 7.7℃(今日の最低気温)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
雨や曇りの梅雨空が続きましたが、今日は久しぶりに青空がでてきました。

尾瀬沼ビジターセンター周辺では、ミズバショウやリュウキンカの花を多く見ることができます。雨上がりの木道は滑りやすいので、十分注意し歩行してください。

【大江湿原のミズバショウ】

先週の8日にボランティアも参加し、大江湿原にシカ柵が設置されました。

シカは5月中旬の雪解けとともに尾瀬沼周辺にもやってきて、湿原内の植物の葉や根を食い荒らしていました。シカが植物の根などを食べるためなどに湿原を踏み荒らした跡は、「ヌタ場」といわれています。

【大江湿原のヌタ場】

また、芽吹き始めたニッコウキスゲの新芽を食べた跡も多く見受けられます。まだ花芽が出る前なので、開花には影響は少ないと思います。

【ニッコウキスゲへの食害跡】

シカ柵は大江湿原をぐるっと囲ってありますが、木道部分には、人が通れるようにシカ柵はなく、側溝のふたに使われているグレーチングが敷かれています。グレーチングの細い網目にシカのひづめが引っかかるのでシカが嫌がり、侵入防止効果があります。

【木道上のグレーチング】

シカ柵の効果により7月中旬に黄色いニッコウキスゲがたくさん咲き、多くの方々が尾瀬沼を訪れるのを楽しみにしています。

担当 中馬



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