尾瀬保護財団

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2019年6月10日ー尾瀬沼ビジターセンターより(梅雨入り間近の尾瀬沼を楽しむ)

■天気:曇り時々雨
■気温:13.1℃(9時) 14.2℃(昨日の最高気温) 8.5℃(今日の最低気温)

「五月雨に 物思ひおれば 時鳥夜深く鳴きて 何地ゆくらむ」 
(訳:五月雨の季節。物思いにふけってじっとしていると、
ホトトギスの声が聞こえる。こんなに夜更けに鳴いていったい何処へいくのであろうか。)

古今和歌集で詠まれた紀友則の句を思い出すように、尾瀬もいよいよ梅雨入りでしょうか。
少し雨が降る日が多くなり、時雨のように鳴くモリアオガエルの声や
ホトトギスの声が昼夜問わずはっきりと聞こえます。

【大江湿原にて-ミズバショウの群落-】

気になるミズバショウは全体的に少しピークを終えつつありますが、
まだまだ出てきたばかりの小さなもの多くあり、場所によっては美しい群落がみられます。

【ワタスゲ-白い穂がふくらむのはまだまだ先-】

一方、ワタスゲの美しい白い穂が見られる時期も近づいておりますが、
まだまだ穂が広がるには時間がかかりそうです。

【沼山峠にて-残雪が一部残っております-】

また、最近、木道での転倒・スリップなどによる骨折や捻挫等の事故が増えております。
残雪が残っていたり、日当たりが悪く濡れている木道は非常に滑りやすくなっております。
靴底がしっかりして滑りにくい登山靴やストックなど、登山装備をしっかりと揃え、
十分に注意してご通行ください。

最後に、一昨日、檜枝岐村の檜枝岐の舞台にて
新元号「令和」を記念して「新元号祝意歌舞伎公演」が実施されました。
江戸時代から現代まで形を変えず、270年に渡る歴史を受け継いできた貴重なものです。

【檜枝岐歌舞伎-奥州安達ケ原 文治館の段-】

次の公演は8月18日(日)鎮守神祭礼奉納歌舞伎「奥州安達ケ原 袖萩祭文の段」です。
会場は檜枝岐の舞台、時間は午後6時開場・午後7時開演です。

また、今週の6月15日(土)の夜のスライドショーは
「檜枝岐村と尾瀬―小さくて大きな村―」というタイトルで
檜枝岐の伝統文化や暮らし、歴史をはじめ、
尾瀬との深い繋がりをご紹介したいと思います。

日時:2019年6月15日(土) 夜7時から7時45分(45分間)
場所:尾瀬沼ビジターセンターレクチャールームにて

【夜のスライドショー―『特別イベント内容 檜枝岐村と尾瀬―小さくて大きな村―』】

次の日、6月16日(日)朝イチ観察会では
今年初の「鳥の観察会」を実施する予定です。
尾瀬沼を優雅に泳ぐ水鳥たちや元気に飛び回るイワツバメ、
湿原や森の中で囀る鳥たちを一緒に探しに行きませんか?

日時:2019年6月16日(日) 朝7時半から8時15分まで(45分間)
集合場所:尾瀬沼ビジターセンター窓口にて

【鳥の観察会-尾瀬沼ビジターセンターにて―】

毎週金・土・祝日前夜に実地される夜のスライドショー、
日曜日に開催される朝イチ観察会(*土日月と3連休の場合は月曜日に実施します)の他、
毎朝9時半より尾瀬沼ビジターセンターにて
尾瀬を感じるミニツアーも実施しております。
(*日曜日は14時から30分間のミニツアーもございます。)
なお、どのイベントも参加費は無料です。

ぜひ、尾瀬沼を訪れた際には参加してみてはいかがでしょうか?
今まで知らなかった「尾瀬」が見えてくるかも知れません。
皆様の尾瀬へのお越しをお待ちしております。

担当:川上



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