尾瀬保護財団

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2017年10月16日-山の鼻ビジターセンターより(尾瀬ヶ原の湿原)

■ 天気:雨
■ 気温:8.0℃(最高気温) 6.3℃(最低気温)

尾瀬ヶ原は昨日から、雨が降り続いています。
気温も上がらず、霧も発生し冷え込んだ1日でした。

尾瀬ヶ原では、濃霧のため周りの山々が見えませんでした。
紅葉の様子はというと、湿原では草もみじがまだみられます。
山や、林内は木々が色づいていますが、葉は落ち始めています。

紅葉の始まりと比べ、湿原の景色が変わっています。
湿原が虎模様(黒と黄色)になっていることに気づきましたか?
これは、湿原の表面の凸凹による現象です。
ケルミ(凸)とシュレンケ(凹)とも呼ばれています。
どうしてこんなに、なるのかと言いますと・・・
色々と説があります。

 1.傾斜した泥炭の層が、どんどん蓄積してある程度厚くなると、
   その重さで下に流れ落ちシュレンケが出来たという説
 2.泥炭層の表面が凍結、融解を繰り返したことによるもの
 3.もともと湿原に凸凹があり、環境や植物による遺骸が蓄積し、 
   水分量で植物の成長に影響し蓄積した泥炭の量で差が生じた。
 4.大雨や融雪時などゆるい斜面を流れた水によって
   植物遺骸などが運ばれ、水の流れに直交した模様を作り
   水分量で植物の成長に影響し蓄積した泥炭の量で差が生じた。

未だに、はっきりとした事は分かっていません。
尾瀬の不思議の1つです。

現在、山の鼻ビジターセンターでは、展示室前デッキが工事中のため、
隣のレクチャールーム側が入り口になっています。
訪れた際は是非お立ち寄り下さい。

担当:榎原



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