尾瀬保護財団

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2017年9月26日-山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~山ノ鼻間の紅葉)

■ 天気:晴れ
■ 気温:25.1℃(最高気温) 3.6℃(最低気温)

本日は快晴の朝を迎え、過ごしやすい一日となりました。

植物研究見本園には朝霧がかかり、至仏山をバックに幻想的な風景を醸し出していました。
(一瞬白い虹も見れたのですが、写真に収めることはできませんでした・・・)

今日のブログでは、鳩待峠~山ノ鼻間の紅葉の様子をお伝えしたいと思います。

このように全体的にまだ早めですが、徐々に秋色に移り変わって来ています。

一般的に「こうよう」と呼ばれる現象は、秋から冬にかけ日照時間が短くなるにつれて、
葉っぱの緑色の色素が分解されることで起こります。
黄色に染まる黄葉と、赤色に染まる紅葉、
そして褐色になる褐葉(かつよう)がありますが、
これらを総称して「紅葉」と呼ばれます。

黄色の葉は緑色の色素が分解され、
元々葉の中にある黄色の色素が目立ち黄葉します。
赤色の葉は緑色の色素を分解する過程で、
葉の中の栄養を使って赤色の色素を合成する事で紅葉します。

このように「紅葉」するメカニズムはわかっているのですが、
赤く染まる紅葉に関しては、
なぜ、エネルギーを使ってまでわざわざ赤くなる必要があるのかという
具体的な理由は未だに明確になっていません。
現在では、害虫に対する誇示の為や、
有害な物質を幹に溜め込まない為という説が有力視されています。

古くから俳句や詩(歌)などに登場し、
「紅葉狩り」などの文化もある日本人に馴染みの深い紅葉。

なぜ赤く染まるのかという理由を考えながら眺めるのもまた面白いのかもしれません。

この紅葉が綺麗になる条件には、
きれいな空気、適度な湿度、朝晩の冷気と日中の日当たりが必要です。

今年は夏の日当たりが少なかったので、少し心配していましたが、
このまま綺麗になっていって欲しいと思います。

今日の朝は冷え込み、寒暖差は20度を超えています。

これからしばらく紅葉のシーズンが続き、私達の目を楽しませてくれると思いますが、
脱ぎ着ができる防寒着を持参の上で、秋の尾瀬を満喫して下さい。

担当:山田



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