尾瀬保護財団

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2017年8月1日-山の鼻ビジターセンターより(尾瀬のヘビ)

■ 天気:曇り時々雨
■ 気温:21.9℃(最高気温) 16.3℃(最低気温)

 

本日は、どんよりとした雲がたたずみ、雨が降ったと思ったら、

晴れ間を覗かせる時もある変化の多い天気でした。

 

今日のブログは尾瀬に生息するヘビについてお伝えしたいと思います。

 

尾瀬には5種類程度のヘビが生息しているとされ、

尾瀬ヶ原でよく見かけるのがシマヘビとヤマカガシです。

 

シマヘビは草原性のヘビで、カエルやネズミ、小鳥などを食べています。

特徴は黄土色の体に黒い線が入っています。

このヘビは無毒ですが、捕まえようとすると噛み付いてくることもあります。

 

ヤマカガシはシマヘビよりやや水辺を好む習性があり、カエルを食べることが多いです。

特徴は顔の下部分が黄色く、体全体的に黒と赤のまだら模様が入っています。

ヤマカガシは毒蛇ですが、個体差が激しく、

基本的には臆病な性格で自分から噛み付くようなことはめったにありません。

マムシなどの前歯に毒があるタイプではなく、奥歯に毒があるので、

しっかり噛まれないと毒が注入されることはありません。

 

ただし、シマヘビもヤマカガシも個体によっては黒くなることがあり、

見分けが付きにくいこともあるので、

ヘビを見かけても手を出さないようそっとしてあげてください。

 

基本的にはヒトが近づくと向こうから逃げてくれます。

 

よくヘビなどの危険生物は駆除したらいいという風潮がありますが、

彼らもれっきとした生態系の一部です。

 

尾瀬にはヘビのほかにもスズメバチやツキノワグマなどが生息しています。

 

こういった生き物に対して、むやみに危険視するわけではなく、

適度な距離感と、正確な知識が必要だと思います。

 

自然を楽しむ際は、こういった生き物もいるということを理解した上で、

生息場所にお邪魔させてもらう気持ちで楽しんでください。

 

担当:山田



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