尾瀬保護財団

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2017年7月12日-山の鼻ビジターセンターより(マクロ撮影のスゝメ)

■ 気温:28.8℃(最高気温) 15.0℃(最低気温)
■ 天気:晴れのち雨

連日25度を越える晴天が続いていた尾瀬ですが、今朝は雲が広がり、午後には雨が降り始めました。そんな空模様の下、何か面白いものはないかと「マクロレンズ」で出かけてきました。マクロレンズは、高山植物などの被写体にグッと近づき、肉眼で見るよりも大きく鮮明に撮影できる魅力的なカメラレンズのひとつだと思います。

ミズバショウに代わって、ニョキニョキと薄黄緑色の葉っぱを広げ、白い小さな花を付けたりするのがコバイケイソウ。食べると危険なアルカロイドを含んでいるため、動物たちも手を出さないのか、綺麗な個体を数多く見ることができます。これは大きな葉っぱの付け根部分と茎を撮影したものです。

尾瀬でこの時期、紫色の花といえば、ヒオウギアヤメかカキツバタ。植物研究見本園でも、両方の花がいま咲き誇っています。見分け方のポイントの一つが、花びらに一本の筋が入っているかどうか。入っているのがカキツバタ。この写真は、その花びらを真横から撮影したものです。少し黄色が入っているのが分かります。

つい「失礼します?」と声を掛けてシャッターを切りました。ハムシダマシと思われる虫がスゲの上をこの状態で盛んに動き回っていました。植物と同様、虫たちも短い時間の中で子孫を残そうと懸命ですが、クローズアップすることで、よりその力強さが伝わってきます。

このようにマクロレンズは、肉眼では見えない世界を私たちに見せてくれます。尾瀬では木道から外れての撮影が出来ないため、同じような写真しか撮れないジレンマに陥りがちですが、このレンズを使うと一味違ったものが撮れそうではありませんか?
皆さんも挑戦してみてはいかがですか。

担当:入倉



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