尾瀬保護財団

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2017年6月19日-尾瀬山の鼻ビジターセンターより(イモリとサンショウウオの違い)

■ 天気:晴れ
■ 気温:22.3℃(最高気温) 7.8℃(最低気温)

本日は朝から気持ちのいいお天気となりました。
様々な種類の生き物が姿を見せるようになってきています。

そんな中、今回のブログでは、
今の時期によく見られるニホンイモリについてお伝えしたいと思います。

尾瀬ヶ原の池塘などの水たまりには、度々ニホンイモリを確認することができます。

アカハライモリとも呼ばれ、その名の通りお腹が赤いのが特徴です。

よく名前が似ているヤモリと間違えられ易いですが、
イモリは両生類、ヤモリは爬虫類です。

イモリは基本的に水辺や水中で生活し、
池塘でぷかぷか浮いている姿が可愛らしいです。

イモリのことをサンショウウオだと思われる方が多いのですが、
サンショウウオは昼間は落ち葉や倒木の下などに隠れていることが多く、
水中で泳ぐ事は幼生や産卵の時以外は少ないです。

他にイモリとサンショウウオの違いを挙げると、
イモリには顔の後ろに耳線というものがあり、上から見ると頭が角張っているのに対し、
サンショウウオは丸みを帯びています。

(テンマ沢湿原で見つけたクロサンショウウオ)

また体の表面にも違いが有り、
イモリはぶつぶつしているのに対し、サンショウウオはつるつるとして光沢があります。

尾瀬にはニホンイモリによく似たクロサンショウウオやトウホクサンショウウオ、
そして沢等の流水域付近に生息するハコネサンショウウオと
三種のサンショウウオが生息しています。

なかなか日中にサンショウウオにお目にかかることは難しいですが、
現在研究見本園の入口付近にてクロサンショウウオの卵がかえりそうで、
今週中には幼生の観察ができると思いますので、ご興味のある人はご覧になってください。

イモリとサンショウウオ
同じ両生類のしっぽを持つ仲間です。

姿形は似てますが生態は違いますので、
そんな違いを観察してみたら楽しいのではないかと思います。

担当:山田



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