尾瀬保護財団

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2016年9月3日-山の鼻ビジターセンターより(植物の観察)

■ 天気:晴れ
■ 気温:23.1℃(最高気温) 9.0℃(最低気温)

最低気温が1ケタになってきた山ノ鼻。
空気も澄んで太陽の光が植物達を一層美しく見せてくれます。
DSC01109紅葉の見頃はまだですが、植物をゆっくりと観察するにはちょうど良い季節になりました。
そこで、本日は観察するときのポイントをご紹介したいと思います。

DSC00719「オゼコウホネ」
池塘をのぞくと、この黄色い小さなお花を見つけることができるかもしれません。
ですが、咲いている池塘の場所が限られています。
このオゼコウホネ、花の真ん中が赤いのが特徴です。
花の真ん中が黄色いものもあり、「ネムロコウホネ」と言います。
わかりにくいときは、カメラのズーム機能を使ってぜひ観察してみて下さい。

お次はアケボノソウ。
P8290088アケボノソウは花びらの斑点を夜明けの星空に見立て、この名がついたそうです。
ですが、もう一つ、面白い由来があるというのを最近知りました。
曙染めという着物の染め方があり、その染め方は曙の空に似せて上部を濃く、
下部へ向かうほどに薄くぼかして染め、裾は白く染め残すそうです。
たしかに花びらを見てみると斑点が下部へ向かうとなくなっているので、
曙染めという説もあり得るな、と思います。
植物の名前を付けた昔の人々は、本当に素敵なセンスをしていますよね。

こんなふうに植物を一つとっても面白いことがたくさん見えてきます。
涼しくなった尾瀬ヶ原でこんな観察をのんびりとしてみるのもおすすめです。

担当:萩原



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