尾瀬保護財団

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2015年10月12日-尾瀬沼ビジターセンターより(声聞くときぞ)

天気:晴れのち曇り
気温:8.4℃(9時)12.8℃(昨日の最高気温)3.2℃(今日の最低気温)

青空に紅葉が映える今日の尾瀬沼
尾瀬沼の畔のカラマツも黄色く色づき
秋が深まってきたことを感じさせてくれます。
PA120833_R【今朝の尾瀬沼と燧ケ岳の様子】

PA120838_R【葉全体が黄色くなったカラマツ】

そんな静かな尾瀬沼の山奥から
かん高い声が聞こえてきました。
どうやら鹿の鳴き声のようです。
PA120841_R【山奥から鹿の鳴き声が聞こえてきました。】

尾瀬では植物を食べてしまうため
厄介者扱いされてしまう鹿ですが

その鳴き声は昔から秋に趣を与えるものとして
百人一首の一つにもなっています。

“奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき”

搾り出すようなかん高い鳴き声に作者は秋の物悲しさを感じたのでしょう。
実際はこの鳴き声、発情期の雄鹿が自分の縄張りを主張しているものなのだそうです。

近年尾瀬に入ってきたといわれるニホンジカ。
昔の人が尾瀬では感じられなかった秋の趣きの一つを
体感してみてはいかがでしょうか?

担当:平林



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