尾瀬保護財団

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2015年7月8日ー山の鼻ビジターセンターより(尾瀬の昆虫たち)

■ 天気:雨
■ 気温:16.7℃(9時)20.4℃(最高)12.4℃(最低)

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湿原の中の草についている泡状のものについてよく質問されます。これはアワフキムシという昆虫の幼虫の住処です。体から余った水を出して、空気を送りこみ、泡を作ります。この泡状の住処のおかげで体の乾燥を防ぎ、天敵からも身を守ることができるといわれています。

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アワフキムシの作った泡は、有機物が含まれているため、雨や風を受けても壊れにくいと言われています。そこで今日は雨の降る中、実際に観察してみました。上の写真のように普段通り、多数の泡が見られたので、ちょっとやそっとの雨風では壊れないようになっているのかもしれません。生き物の力は凄いですね。

 

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泡の中心からやや左に薄黄色く見えるのが幼虫です。1~2ヶ月間、泡の中で過ごし成虫になると外で暮らします。

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最近、ちらほら湿原で羽化しているトンボを見つけます。上の写真のトンボの名前はわかりませんでしたが、尾瀬でトンボというと日本一小さなハッチョウトンボを思い浮かべる方もいるかもしれません。観察時期は7月~8月上旬ですので、尾瀬に来られたらぜひ探してみてください。体長はわずか2㎝程です。

 

担当:中村



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