尾瀬保護財団

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2008年10月15日-山の鼻ビジターセンターより

■天気:晴れ
■気温:14.3℃(最高)、6.0℃(最低)
昨日はあいにくの曇り空でしたが、至仏山へ巡回へ行ってきました。
今回は山ノ鼻から至仏山頂へ向かう東面登山道を登りました。
赤や黄色の紅葉を期待して登ったのですが、森林限界を越えると、そこに広がっていたのは・・・
至仏山
完全に落葉(らくよう)して、越冬する為に冬芽(ふゆめ)になった木々でした。
かろうじて目立ったのはナナカマドやタカネイバラの赤い実で、落葉した木の枝にポツンとついており、吹き付ける風に揺れていました。
高天ヶ原付近では真っ直ぐ歩けないほどの強風に吹かれて、ダウンジャケットと冬用の手袋をはめざるをえませんでした。
そうです。至仏山はまるで冬の里山を思わせる光景でした。
その代わりに、夏の間は木々の緑があって見ることができなかった、遠方の風景が落葉した木々の間から目に飛び込んできました。
またいつもなら尾瀬ヶ原ばかりに目が行くのですが、昨日は視界いっぱいに広がる山々の紅葉の風景も堪能することができました。
今更ながら「この場所でこんな景色を見ることができるんだ」という発見に心をうたれました。
尾瀬ヶ原
半年間、様々な風景を見せてくれた至仏山の巡回も今回が今年最後の巡回でした。
最後まであっと驚くような発見と楽しく美しい景色を見せてくれた至仏山と植物たちに
「バイバイ。また来年会おうね。」
と別れを告げて山をあとにしました。
これから至仏山は刻一刻と冬山の様相を呈してきます。
至仏山に登れるのも残りわずかな期間ですが、最後までみなさんが安全に楽しく登れますように。
担当:春山



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