尾瀬保護財団

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至仏山誘導ルートの点検・整備に行ってきました

日々雪解けのすすむ大型連休中の至仏山では、薄雪地帯に踏み込むことによる植物への影響が心配されています。
また不用意に沢へ滑り込んだスキーヤー・ボーダー・ハイカーが遭難した例もあり、この時期の入山は自然保護の面からも、安全登山の面からも様々な課題があります。
この日は薄雪地帯を迂回するために設定された、「誘導ルート」の点検・整備に出かけてきました。
まずは至仏山各所の積雪深から。

20120430至仏山誘導ポール設置P1030917 (大)

(左)鳩待峠132cm(5日間でマイナス46cm)
(右)第1ピーク手前144cm(同 78cm)
20120430至仏山誘導ポール設置P1030919 (大)

(左)第1ピーク奥192cm(同 74cm)
(右)第1ピークの巻き道から見た至仏山。積雪深データからも分かるとおり、昨日・一昨日の高温によって雪解けが急速に進んでいます。ブッシュの出方も目立つようになってきました。
20120430至仏山誘導ポール設置P1030929 (大)

(左)あっ、という間に至仏山頂着。今回は「植生保護のため立入禁止」になっているムジナ沢方面の様子を見に行ってみました。立ち入り禁止となっているこのエリアですが、たくさんのシュプールが入り込み、奥に見える細い雪渓へと続いています。この場所から見た感じでは雪があるように見えますが・・・
(右)近づいて見るとハイマツが所々出ていて、そこに滑り込まれた跡が無数にあって無残な状況でした。
この辺り一帯は「植生保護のため立入禁止」となっていますので、ぜひご注意ください!

20120430至仏山誘導ポール設置P1030935 (大)

いっぽう、ワル沢源頭を滑って、山ノ鼻へと下る「誘導ルート」側を点検しにゆくと・・・
(左)こちらもここ数日の急速な雪解けによって、こんな状況になっていました。予想以上の雪解けに驚くばかりです。
(右)ということで、一帯の誘導ルートの再整備を行いました。
20120430至仏山誘導ポール設置P1030938 (大)

天気は最後まで曇りといった感じでしたが、今回も多くのボランティア協力によって作業を無事終了することができました。ご参加いただいた方、大変ありがとうございました!
次回は悪天候が予報されている5月3日に再入山する予定です。

担当:安類(あんるい)



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