尾瀬保護財団

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「尾瀬を知る」フィールド講座11 「尾瀬湿原復元45年の歩み」を開催しました

今シーズンの講座のしめくくりは、私たちが最も知って頂きたい話題の一つ、「植生復元」です。
聞き慣れない言葉ですが、人間の利用によって荒れてしまった湿原や登山道周辺の自然を、人間が手を加えることで自然の回復を助け、本来の状態に近い形へと戻す作業のことを指します。
尾瀬では国内でもこうした作業に最も早くから取組みはじめ、今年で45年が経過しました。
この講座では、湿原が人間の利用によって、どのようにして荒れてゆくのかのメカニズムを紹介しつつ、
実際の行われている植生復元作業の実態を知って頂くことを目的としています。

DSC_0682 (Medium)

今シーズン最後の講座ということもあって真面目なスタートとなりましたが(いつも真面目ですが・・・)、
さぁ、今回の講座は見慣れない会場でスタートしました。
参加者の大半は尾瀬沼に何度か来たことのある方でしたが、この場所に入った事のある方はほとんどいなかったようで、会場を見て驚かれていました。
20111001~02フィールド講座「尾瀬湿原復元45年のあゆみ」P1080522 (Medium)

これがその会場です。
え? わかんない?? 正解を知りたい方は来年のこの講座にお越し下さいね~。
今回はこの会場に参加者のみなさん、講師、スタッフが宿泊したため、夜はいろいろな話で盛り上がりました。
20111001~02フィールド講座「尾瀬湿原復元45年のあゆみ」P1080978 (Medium)

2日目は沼尻湿原の植生復元作業地を見学してまわりました。
なにしろ見ただけではほとんど分からないくらいに回復しているため、参加者のみなさんからは「え? ここがこんな状況だったの!」と昔の写真を見るたびに驚かれていました。
P1080994 (Medium)

そして一番最近の作業場所では、実際の作業時の体験談も交えながら解説し、
最後はみんなで回復してきた沼尻湿原の風景を一望。
たくさんの方から「この場所を観る目が変わった」との感想をいただきました。
こうして今シーズンの全ての講座が無事に終了となりました。
今年は洪水や台風の影響で何度か開催出来なかった講座もありましたが、来年もみなさんに「あっ!」と驚かれるような講座をご用意したいと思いますので、どうぞお楽しみに!!
なお、今シーズン中の全ての講座参加費全額については、福島県の復興支援義援金として寄付される事を申し添えます。
担当者:安類



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