尾瀬保護財団

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尾瀬シーズンにむけた救急研修を行いました

施設が整備され、初心者でも気軽に訪れることができるイメージが尾瀬にはありますが、
2,000m級の山々に囲まれた山岳地域でもあり、傷病事故も軽重合わせて年60件前後は起こっています。
(詳しくは財団ウェブサイト「安全登山のススメ」を参照ください)
こうした傷病事故に真っ先に対応するのは、その場に居合わせた同行者や登山者の方々ですが、
次に対応に当たるのが現地のビジターセンターや山小屋です。
尾瀬のビジターセンターを受託管理している当財団では、毎年シーズン最初に救急研修を行い、
対応時の心構えや方法について学んでいます。
(当財団はアメリカの応急救護訓練プログラムである、「メディック・ファースト・エイド(MFA)」を採用しています)
今回はシーズンインにはまだ早いのですが、ベーシックな救急研修ではなく、テーマを
 ①血液感染症病原体について
 ②ハイポサーミア(低体温症)について
の2つに絞って行いました。
CA380518 (Medium)
①は職員がこれだけ多くの傷病事故対応を行っているため、様々な経路での感染症の危険性に晒されているため、
救助活動にあたる際の感染予防と対策方法について学ぶ目的で開催されました。
ビジターセンター職員を感染症から守ることは、職員を介して、他の登山者に広げてしまわないよう予防すること
にもつながりますから、受講した職員はみな真剣です。
②は除雪作業だけでなく、春・秋等の寒い環境下で生じる様々な健康上のトラブルについて学び、その予防と対策
方法について学ぶことを目的として開催されました。
寒さによる傷病は冬に限ったことではなく、亜高山帯に位置する尾瀬では、シーズンを通じて準備不足・装備不足
の登山者を襲います。
ビジターセンター職員が服装や装備、行動面でも登山者の見本となれるよう心掛けたいと思っています。
文字ばかりのレポートですが、シーズンにむけた準備がじょじょに始まっています。
担当:安類(あんるい)



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