尾瀬保護財団

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高校生と尾瀬ヶ原の水質調査を行いました

最近では学校単位での尾瀬学習が盛んになってきているせいか、職員が毎週のように
学校へ出張レクチャーに出掛けています。
ほとんどの学校は事前学習としてお呼びいただくのですが、今回ご依頼いただいた
千葉県立の高等学校は、事前レクチャーだけでなく、3日間の尾瀬ガイド、事後のまとめ
と発表会の開催といった充実した内容です。
3日間の尾瀬ガイドですが、学校側との打合せを重ねた結果、尾瀬ヶ原の池塘調査を
兼ねてガイドを行うことになりました。
題して、「my 池塘を調べてみよう!」 です。
P1030823 (中)
尾瀬ヶ原には池塘が約1800個あることが、第3次尾瀬総合学術調査で明らかになって
いるのですが、実はその形も、生えている水生植物も、水の色も異なります。
これは一体なぜなのかを、高校生のみなさんにmy池塘を受け持っていただき、採水・
分析・考察・仮説を立てていただきました。
できればその場で分析を行いたいところですが、機器類の数に限りがあるので、簡単な
現地調査にとどめ、残りの分析は山小屋に到着してからしっかりと行います。
P1030768 (中)
今回の水質調査にあたっては、独立行政法人国立環境研究所の野原先生におこし
いただき、専門的な指導と、わかりやすい解説をしてもらいました。
もちろんせっかく山小屋に泊まるので、夜には近くの湿原を軽く散歩。
運良く雨もあがり、尾瀬ヶ原の湿原ではたくさんのホタルが飛び交っていました。
これには高校生たちも感嘆の声を上げ、山小屋生活を満喫していました(写真は原の小屋さん
の掲示物を撮影させていただきました)。
P1030894 (中)
プログラムの最後は冨士見小屋に移動し、尾瀬で生まれ・育ったご主人・萩原始さんとの対談や、
アヤメ平や横田代での植生復元の歩みなどについて解説いただきました。
高校生のみなさんも、尾瀬に住む方々との交流が貴重な経験になったようで、対談後も熱心に
質問していました。
P1030646 (中)
最後の写真は横田代のキンコウカ群落(7月26日)。
今年の尾瀬はどの花も見事に咲きそろっています。
今回参加いただいた高校生のみなさんも、いつか自分の家族を連れて再び尾瀬に来て
もらいたいものです。
尾瀬での環境学習についてのお問い合せは、こちらをご覧ください。



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