尾瀬保護財団

日本語 / English / 简体中文 / 繁体中文 / 한국어

轟音玉講習会を開催しました

尾瀬で行われているツキノワグマ保護管理活動で一番大切な事は、
ゴミや残飯などの誘因物管理や、クマに関する普及啓発といった「平常時対策」です。
それでもクマの目撃が多発したり、人間を見ても怖がらないようなクマがいた場合には、
「人間は怖い存在なんだ」という事を教える意味でも、クマ対策員を中心に「追い払い」が
行われます。
銃器を持ち込むことはもちろん尾瀬ではできませんので、そういった場合の「追い払い」
グッズが、「轟音玉」や「アサルトスプレー」です。今回は財団主催で尾瀬関係者が
集まり、轟音玉とアサルトスプレーの講習会を開催しました。
P1030337 (Medium)
轟音玉の購入・使用にあたっては、所定の講習会を受講し、「煙火消費保安手帳」を
所持している方が対象となります。
今回は製造元の株式会社小原商店さんを講師として招き、講習会を開催しました。
なんとこの方はわざわざ札幌からこの講習会のために来てくれました。ありがとうございます。
P1030354 (Medium)
講習会受講後は、早速屋外で実際に轟音玉を使ってみました。いくら講師の指導のもと
で安全に使用するといっても、初めての方はあまりの音の大きさに驚いていました。
クマの出没状況しだいでは、こうした対応も必要になるのですが、なにぶんその時は緊急
な状況なので、安全の上にも安全に使用を心がけたいものです。
P1030325 (Medium)
さらに次はアサルトスプレーの使用について、当財団の橋本ツキノワグマ研究員から
説明を受け、みんなで実際に使用してみました。
あっ、とは言ってもアサルトスプレーはカプサイシン成分が高圧ガスで封入されたもの
なので、その煙を少し浴びただけでも2~3時間は目が開けられず、行動不能になって
しまいます。
今回の練習で使用したのは、唐辛子成分のみ除いたトレーニング用のスプレーです。
それでも思った以上の反動があり、手元をしっかりと意識して固定しないと目標を
外してしまいそうになります。これも実際の使用の前に練習しておく必要を感じました。



< 前ページに戻る
PAGE TOP