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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2020.09.10

2020年9月10日-尾瀬沼ビジターセンターより(尾瀬の思い出と昔写真展)

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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気:晴れ
■気温:17.9℃(9時)23.6℃(昨日の最高気温)15.7℃(今日の最低気温)

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

先日、80歳だと言うお母さんと息子さんがビジターセンター窓口にお出でになり、40年程前に尾瀬を訪れた時の写真を示され『この場所が分かりますか?』と尋ねてこられました。
そこには沼山峠展望台辺りからの大江湿原、大江湿原(尾瀬看板周辺や木道上)、山小屋の中での団欒している姿などが写っており、分かる範囲で場所をお伝えしました。3本カラマツが現在より明らかに低く写っている写真もありました。

その後お二人はお伝えした場所を巡り『今の姿を写すことができました。』と、とても喜んでいらっしゃいました。

今年は新型コロナウイルス対策で従来の展示内容の見直し(毛皮を触ったりする体験型展示は取りやめとなりました。)、展示室センタースペースは「尾瀬の昔写真展」を展開しています。

「尾瀬の昔写真展」は昭和26年(1951年)から昭和49年(1969年)までの写真13点で構成されています。

【昭和20年代後半(1950年代前半)】

まだ木道は無く、アヤメ平の湿原内に登山者が入っていた頃。尚、アヤメ平の植生復元作業は昭和40年頃から継続して行っています。

【昭和30年代中頃(1960年前後)】

混雑状況、尾瀬沼に渡し船があり、山小屋に馬が荷物を運んでいた頃。昭和40年頃にヘリコプターでの荷上げに切り替わりました。

【昭和30年代後半(1960年代前半)】

木道整備が始まった頃。現在木道は総延長65㎞程と言われています。

【昭和40年代初期(1960年代後半)】

「ゴミ持ち帰り運動」が始まる以前、ゴミ籠からゴミが溢れ出ていた頃。

『今年初めて尾瀬に来ました。』『コロナで来ることが心配だったが、震災後毎年来ているので来ました。』と尾瀬との関わり方は人それぞれ異なります。

一人ひとり、それぞれの「尾瀬の思いで」となりますように尾瀬を堪能下さい。

9月後半から秋らしい企画展示(紅葉、どんぐり、野鳥、毒)を行う予定です。

なお、体調に不安がある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えて下さい。
くれぐれも冷静な判断をお願いいたします。

担当:齋藤

  • 尾瀬公式 Instagram
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