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 Oze Prize

 尾瀬賞について

 尾瀬賞の概要

 尾瀬をはじめとした湿原は、人類をはじめ多くの生物にとって貴重な自然です。それにもかかわらず、年々人為的な影響により湿原は減少し、また、利用者の増加により植生破壊等が懸念されています。
 尾瀬保護財団では、尾瀬に限らずより広く湿原を保護するために、基礎研究に基づいた議論展開が必要であると考え、湿原を対象とした学術的・学際的研究を奨励していくために平成9年度から顕彰事業「尾瀬賞」を実施しています。

 第14回尾瀬賞授賞式・記念講演の延期について

     第14回尾瀬賞授賞式・記念講演は平成23年6月に開催する予定でしたが、昨年3月に発生した    
    東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故等を考慮し延期とさせていただきました。
    受賞者の皆様、関係者の皆様、参加を予定されていた皆様におかれましては、誠に申し訳ございま
    せんが事情をお察しの上ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。なお、第14回尾瀬賞授賞
    式・記念講演は、第15回の授賞式・記念講演とあわせて、平成24年6月に開催を予定しております。
    日程、会場等が決定しましたら改めてご案内させていただきます。

 第16回尾瀬賞の募集について (募集期間:平成24年4月1日〜8月31日)

 詳細は下記をご確認ください。奮ってのご応募をお待ち申し上げます。

■募集要項

■応募用紙[

 過去の受賞者と受賞研究内容

区分

受賞者名(受賞当時の所属)と受賞研究内容(敬称略)

第1回(平成 9年度)

山形与志樹(やまがたよしき、国立環境研究所主任研究員)
「リモートセンシング画像を用いた湿原環境監視に関する研究」

第2回(平成10年度)

相馬秀廣(そうまひでひろ、奈良女子大学文学部教授)
「泥炭地への流入土砂の変遷及び泥炭層の変化に関する研究」

第3回(平成11年度)

揚宗興(ようむねおき、東京農工大農学部助教授)
「湿原における窒素固定活性とメタン生成プロセス及び嫌気的窒素固定の役割に関する研究」

第4回(平成12年度)

該当者なし

第5回(平成13年度)

澤井祐紀(さわいゆうき、国際日本文化研究センターPD
「塩性湿原堆積物中の生物化石群衆を用いた古地震周期・古地震規模復元に関する研究」

第6回(平成14年度)

矢部和夫(やべかずお、札幌市立高等専門学校助教授)
「湿原における植生成立機構の解析とその保全に関する基礎研究」

第7回(平成15年度)

犬伏和之(いぬぶしかずゆき、千葉大学部園芸学部教授)
「尾瀬ヶ原湿原と熱帯泥炭地における微量温室効果ガス動態の総合研究」

第8回(平成16年度)

市川 昌広(いちかわまさひろ、大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所研究部助教授)
「マレーシア・サラワク州の湿地林における生物資源とイバン人によるその利用」

第9回(平成17年度)

林 成多(はやしまさかず、財団法人ホシザキグリーン財団 研究員)
「東アジア産ネクイハムシ亜科の分類学的研究および化石記録から探る日本列島のネクイハムシ相の形成過程」

第10回(平成18年度)

赤木 右(あかぎたすく、九州大学大学院理学研究院教授)
「湿原の化学的特徴を用いた地球環境指標の開発と応用」

第11回(平成19年度)

該当者なし

第12回(平成20年度)

竹原明秀(たけはらあきひで、岩手大学人文社会科学部教授)
「東北地方の湿原に発達する植物群落の構造とその保全に関する研究」

第13回(平成21年度)

冨士田裕子(ふじたひろこ、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター准教授)
「北海道の湿原目録の作成と湿原生態系の解明および保全に関する研究」

第14回(平成22年度)

[尾瀬賞]
中村太士(なかむらふとし、北海道大学大学院農学研究院教授)
亀山 哲(かめやまさとし、独立行政法人国立環境研究所主任研究員)
水垣 滋
(みずがきしげる、独立行政法人土木研究所寒地土木研究所)
「釧路湿原における流域土地利用の累積的影響評価と生態学的保全及び復元に関する研究(グループ研究)」

[尾瀬奨励賞]
廣田 充(ひろたみつる、筑波大学大学院生命環境科学研究科持続環境学専攻准教授)
「生物間相互作用が制御する湿原の炭素循環〜チベット高山湿原での研究例から〜」
第15回(平成23年度) [尾瀬賞]
授賞適任者なし
 
[尾瀬奨励賞]
田中周平(たなかしゅうへい、京都大学大学院地球環境学堂環境調和型産業論分野准教授)
「琵琶湖岸水生植物群落の植生構造分析とその保全・再生に関する研究」

 第13回尾瀬賞授賞式・記念講演について

 平成22年6月16日(水)午後3時から、東京の砂防会館別館で第13回尾瀬賞授賞式が行われました。大澤正明理事長から、受賞者の冨士田裕子(ふじたひろこ)氏(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園 准教授)に賞状と賞金の100万円の目録が贈呈され、来賓の環境省、日本生態学会、植生学会の方から祝辞がありました。授賞式に続き、受賞研究「北海道の湿原目録の作成と湿原生態系の解明および保全に関する研究」の内容について、冨士田氏が記念講演を行い、湿原の重要性、北海道における成因の異なる様々な湿原の特徴、今後の展望などについて映像を交えて説明され、参加者は熱心に視聴していました。

祝辞に応えて挨拶をする冨士田准教授

 

みんなの尾瀬をみんなで守りみんなで楽しむ